20年近く前に居酒屋が主催するデタラメな慰安旅行の朝御飯だったかの時、中西さんがお膳の前でキチンと正座をして手をあわせ、 誰にも聞こえないぐらいの声で「いただきます」と言ってるのを見て「へ〜」と思った。あれ以来、気にして見てるんだけど、いつも必ずやってる。 それから、ともすると照れくさくてあまり話題にすることのない自分の親の話をしている場面にちょくちょく居合わせるんだけど、決して多くない言葉から「思いやり」というのをすごく感じたことがある。 中西さんはパーカッションのプレイでも「これみよがし」なことをしない。たぶん「届けるべき相手に伝える方法」ってのが良くわかってるんだと思う。 ヤルことがいちいちカッコいいんだよな。
KABB! のヒトタチ