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taitoru

──

鬼頭ブラスは10年ですが、
今回の3人は、それよりも以前からの付き合いなんですよね?

丸市 鬼頭ブラスの最初の時は、
前からやってきてる流れで電話かかってきて。
この流れでこんなに続くとはね。

中西

ズルズルっと始まったから、
いつがどうだかも昔のことだから覚えてないんだよね。
今池祭りが最初だったんだね。

丸市 春の今池祭りがね。
今池のライブハウスでリハやるって言って、
30人以上が集まってね。ギターがいたりとかしたし。
puyoもいたりね。
──

え、puyoさん(※「なんや」のマスター)もいましたっけ?

丸市 うん、吹いてたよ。
小林 あの最初の時は、この時間帯にやるから来てよ
っていうぐらいの誘い方だったよね。
中西 こんな、パーマネントになると思わなかったよ。
小林

ただ社交辞令ぐらいの感じで誘ったんだと思うよ。
違うプログラムで私らは今池祭りに出てたから、
この時間帯に来てよって誘われて。

── 中西さんはジャンベをやる前はギターをやってたそうですが、
それはもっと前?
中西 前だね。30歳までだからね。
30歳からパーカッション始めた。もう20年だね。
丸市 ギターやってた時のバンドで一緒にやってたよ。
鬼頭もいたりしたね。
中西

ギターやってた時は
鬼頭とは一緒にやってなかったと思うんだけど、
自分が入ってたバンドの曲で、飛び入り自由の曲があって、
ループでコードを回してるから好きな人が入って演奏していい
ってやってて。
その時に鬼頭が入ったりしてね。

小林 内海のステージとかね。
丸市 内海海水浴場にステージがあって、ボーカルの女の子がその当時の歌謡曲歌ったりしてた。中森明菜の曲やったりね。
小林

やった、やった。

中西

22とか23年ぐらい前の話だね。

丸市

そのころのみんなの写真がまだあるよ。

中西 見たいなぁ。そのころの写真持ってないもんなぁ。
小林 中西の髪の毛の長さは、今と同じぐらいだよね。
──

そのころとみんな変わらないですか?

小林 中西は変わらないね。
鬼頭は太ったり痩せたりしたけど。
丸市

あのころは痩せとった。ガリガリ。

── 小林さんや丸市さんは変わらないですか?
丸市

体重も変わってないしね。

── 写真見ても、すぐわかりますか?
丸市

髪型も変わらないしね。
でも、一時期は髪を伸ばしてパーマかけてたこともあるよ。
まだブラスバンドをやる前ね。

小林 今回は昔話を引き出す企画なの?
中西

できれば、昔のこともいろいろと話したいんだけど、
思い出せないんだなぁ。
誰かが「こういうことあったよね」っていうと、
あーそうだったっていうぐらいにしか。

──

20年前っていうと、今日から参加したトロンボーンの女の子とかは生まれてないですもんね。 ※ 5月3日、杜の宮市で収録


左 : Trb. 野澤 沙弥さん(18)  右 : Eup. 森田 千穂さん(20)

 

── 中西さんは、田口さんが鬼頭ブラスに入って
面白くなりました?
中西

面白くなったしね、ラク。
俺一人でシャカリキにやらなくていいじゃんね。
田口さんには
「シャカリキに叩いておいて、俺はベースラインやるから」
って。

── パーカッションが沢山でゴージャスになりましたよね。
中西

皮もの同士っていうセットは、なかなか無いもんで。
サックスだったらサックス同士っていうのがあるじゃない。
そういう感覚は、パーカッションがあれだけ並んでも
個々違うジャンルの感じだから、
皮もの同士っていう嬉しさがあるね。

──

普段やっているようなバンドでも、
皮ものが並んで一緒にやったりっていうのはあるんですか?

中西

そういうのもたまにあるね。
どんなことしようか?っていうのが出てくるね。
コンガのパターンは一人1本ずつ持って、
三人で3本でっていうのがあるのね。
アフリカでも大概は一人1本ずつなのな。
それぞれが違うリズムを叩いて
組み合わさって1種類のリズムっていうのがあるもんで、
普段はそれを一人で何とかごまかしてやってるのがあって。
そういうのは人がいるとやりやすいよね。

──

丸市さんも人が入って変わりましたか?

丸市

そうだね。
元々は立って一人1個の太鼓を持ってやってたのが、
ドラムセットになって、
ますます分けてやるってのが出てきたね。
別に一人でできることをわざわざ分ける
っていうのが、また面白いよね。

── ドラムセット2台っていうのは、あまり無いですか?
丸市 ロックバンドとかでは以前にもあったし、
今もやることもあるけどね。
小林 でもブラスバンドだよ。
丸市

そうだね、
ブラスバンドで2台あるのと、
ロックバンドで2台あるのは違うからね。
ロックだったらみんな音がデカイしいいんだけど、
ブラスバンドだとPAも無かったりするしね。

中西 ブラスバンドでPAがちゃんと入ってて、
ツインドラムがバシバシ叩いてたら、
それはそれで面白そうだよね。
大迫力だよ。
丸市 そういうのも、いつかやってみたいね。
── もしも、あと一人パーカッションに人が来るとしたら、
どんな楽器を持ってくると面白いと思います?
小林

そりゃー場所が大変だ。

中西 大太鼓とか
ドラや
ティンパニなんかかな。
丸市 ティンパニね。
中西 もう、あとはそのへんぐらいじゃないか。
民族楽器系はまだ必要なのかなぁ?
丸市 それこそ、音が通らないしね。
──

こんなのどうですか?

丸市 鐘?
のど自慢にでてくるやつね。
中西 それ、りっちゃんに買ってもらうか。
一曲鬼頭に書いてもらってさ。
中西 サックスは、他の人がいろいろ変わっても増減なしか?
小林

うーん、わかんない。

── 小林さんはいろんなサックスを吹いてますよね。
小林 元々はテナーサックスを吹く人だよ。
そこからバリトン吹いたりいろいろね。
中西 小林とは高校生のころに
ヤマハ主催のミッドランドっていうバンドコンテストに出て、
決勝大会まで行ったもんね。
丸市 え、ホント!?
小林

私らのバンドっていうわけじゃなくて、
私はホーンで参加しただけなんだけどね。

中西

お願いして来てもらって。

丸市 ヤマハのミッドランドは俺も出た。
広小路のヤマハホール止まりだったけど。
中西

決勝まで行ったもんね。

小林

ブラスバンド部の合宿と重なってさー。

── 小林さんはブラスバンド部だったんですか?
小林 部長だったんだよ。
部長なのにさ、
合宿の日にすみませんって言って合宿を抜けてさ。
中西 そんな無理をしてたのか。
そりゃすまん、34年ぶりに謝るわ。
小林 まーしょうがないわ。
決勝まで通っちゃったものはしょうがないものね。
── そのコンテストは、高校生しか参加できないんですか?
中西

いや、高校生は少ない。
ほぼ社会人だね。

小林 コンテスト自体は大学生とか社会人ばっかりだったもんね。
── そのころはコンテストとかに出るのが流行ってたんですか?
丸市 関東とか関西とか地区大会があってね。
小林

ポプコン(※ヤマハポピュラーソングコンテスト)よりも、
どっちかというとロック寄りのコンテストだったよね。

丸市

そういえば浪人してた時にポプコンに参加したことがあるな。
田舎のほうにある友達の家で録音してね。
テープにコーラスを重ね撮りして。
失敗したら全部やり直し。
今の録音みたいに、直前から音を出す
とかできない時代だったね。

── 中西さんと小林さんは同じ高校だったんですよね。
小林さんが吹奏楽部の部長で。
中西

そうそう、びっくりするなぁ、
縁だなぁ。

小林 そうそう。
── 高校を卒業してからも、一緒に演奏してたんですか?
中西

卒業してからは、それっきりだったな。

小林 そのあとは内海で偶然ね。
中西

でもそんなに間は空いてないか。
どっかかんかで会ったりとか。
「ユリ」でカレー食ってたりとか、
なんかのライブ打ち上げで山ちゃんで一緒になったりとかね。

小林

山ちゃんはね、毎週行ってたんだよ。
そのころは、市っさんと私と一緒にバンド組んでてね。
その練習が毎週日曜日で、
練習が終わると山ちゃんに行って。

丸市

そのころは独身だったから、何かあると必ず飲んで帰ってた。
まぁ昔のことだからね。

中西

昔は、夜には夜の道のルールがあったもん。

小林

中西先生はよく車つぶしたもんね。

中西

年1だったね。

丸市 車がつぶれてくれたからいいんだよ。
中西

対向車のいない時間だからね。

丸市 反対車線走っても、
車が来ないからぶつからないのよ。
中西

せいぜい出しても2,30キロぐらいでさ。

小林

飛ばすほど意識はないもんね。

丸市

昔は打楽器なんて、車がないとダメで。
今は、何とかして誰かに積んでってもらうか、
ライブハウスにドラムセットがあれば、それ使うし。

小林

今でこそ市っさんは自転車だけどね、
以前は本山から春日井まで走って帰ってたよね。

──

走って?

小林

学生の頃ね。
伝説だよ。

中西 どえらい距離があるがねー。
まあ、ライブの後は飲みたいもんなぁ。
丸市

まあね。

中西 なんでライブの後って飲みたくなるんだろうなぁ。
ちょっと興奮してるのかな。
小林

もうコーラしか飲まないのかと思ってた。
お酒やめたんじゃないよね?
そういえば「なんや」で飲んでることもあるもんね。

中西

演奏中は飲まんのよ。
終わってゆっくりして飲みたいんだな。
で、落ち着いて飲みすぎちゃうんだけど。
そうだ、去年は俺、道で3回しか寝てないから。
だいぶ褒めてもらえるよ。
転んでないし。

──

そうだ!
中西さん、転んですごい顔になってたことありますよね。

中西

年に2回やっちゃったからな。
まだ傷跡が残ってるよー。

──

ブラスバンドの長老3人、まさに腐れ縁ですね。
まだまだ面白い話が出てきそうです。
ありがとうございました。


次回は6月後半更新予定です。

これまでの対談

 奏者兼主婦 The ガールズトーク


取材/文章構成 : 小島 弓枝  
撮影/デザイン : 浅井 雅弘  
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